人は往々にして、外側にいる人の目から物事を見ていたりします。自分がどう思うか、よりも、人がどう思うか、人からどう見えるのか、を選択基準にしてしまうのです。
日本は、場の空気を読んだり、人の気持ちを慮ることを求められがちな文化です。だから、自分が何を言ったり、どう行動するかは、自分の気持ちを軸にするよりも、場が何を求めてるかを軸にして、それを優先させがちなのです。
「答えは自分のなかにある」・・は、コーチングでよく言われる言葉ですが、日本人の間では、答えは場の空気にある、というほうがしっくりするのかもしれません。こういうスキルもやっぱり、日本人同士で生きていくなら、なんだかんだ必要なことだと思うのです。
ただ、自分自身の人生の岐路や、いかに生きるか、本当に自分にとって大事なことを考えるときは、視点を自分自身に取り戻してほしいのです。誰かがあなたに求める人生じゃなくて、自分が自分に求める人生を歩まないと、本当に充実した人生からは遠くなってしまいます。生きてる実感を得にくくなります。
視点が外にいくのは、かなり無意識的で自動的になってる方がとても多いので、ちゃんと自分なりに意識して、自分はどう思うのか?自分は本当はどうしたいのか?そこと向き合うのがいいのだと思うのです。それが、自分の人生を、自分の手に取り戻すということだと思うのです。
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